Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
大阪の周辺はこの週末、G20の開催でさぞかしセキュリティが厳しくなっているんでしょうね。
昭恵夫人の企画で行われた、京都東福寺でのファーストレディ女子会は、各国の代表の奥さま+旦那さま1名と、ゴージャスで圧巻でした!
さて、少し前にこのブログでもご紹介したマヌカハニーの魅力。
最近では、よく似た名前でいとこ的存在ながら、今までその価値を評価されていなかったカヌカハニーにも、口唇ヘルペスに効能があることが分かり、注目が集まっています。
そんなニュージーランドが世界に発信する、健康食品マヌカハニー。
ところが昨日、とうとう司法のメスが入ったというニュースが...
詳しいニュースはこちら↓↓
マヌカハニーを偽装販売した業者とは?
今回、オークランドの法廷で有罪判決が下されたのは、エバーグリーンライフ(Evergreen Life Ltd)とい会社で、ニュージーランド登録の会社の方は既に登録抹消されています。
出廷したマネージャーの息子は、中国系の名前でしたが、中国系企業との関連性までは触れていませんでした。
有罪判決と言っても、数千万円の罰金刑なのですが、巻きこまれた消費者や、関連産業に与えた影響を考えると、腹立たしい限りですね。
ただ、この会社が販売していた偽装マヌカハニーは、ニュージーランド国内のみならず、イギリスを主とした海外にも多数輸出販売されていたため、会社名を覚えていらっしゃる方も多いのでは?
下記に、ニュージーランドの食品安全局が2016年に出した製品リコールの情報を載せておきますね。↓↓
化学物質をマヌカハニーに混ぜて、抗菌活性値を装って販売していたとは...えげつないですよね。
もう3年以上前に発覚した食品偽装なので、「知らずにキッチンの戸棚に大事にしまっている」という方がいらっしゃらないことを願います(笑)
ただ、ハチミツは元々長期保存可能な食品ですし、ましてや高価なハチミツで知られるマヌカハニー。
お年を召した方など情報弱者が、食品偽装を知らずに大事に保管しているケースがないか、やはり心配ですね。
食品偽装は過去にも
ニュージーランドでは、この他にも記憶に新しいところでは、粉ミルク偽装事件が話題になりました。
乳業のジャイアント企業、フォンテラ社の資本提携先中国企業が起こした粉ミルク偽装では、メラミン混入ミルクを飲んだ中国の乳幼児が腎臓結石になり死亡したニュースが、世間を震撼させましたよね。
ニュージーランド国内の出来事ではなかったものの、フォンテラは偽装発覚を知っていながら、早くに手を打たなかったことに批判が集まりました。
食品偽装はあらゆる食品に
化学物質を混入して品質検査をパスする方法は、まだまだあるようですが、ここまでやるとホントえげつないない!
日本でも、過去には冷凍餃子や肉まんの食品偽装が、大問題になりましたよね。
肉の代わりにダンボールが入っていたとか...
この他、オリーブオイルやメープルシロップなど、天然の機能性食品の偽装品が市場にあふれているそうです。
普通のハチミツやオイルの数倍もの価格で販売される価値あるべき商品ですから、『リキッドマネー』と呼ばれる由縁なわけですね。
つまり、マヌカハニーは金儲けしやすい商品としても魅力的な存在...
まとめ
偽装マヌカハニー販売業者が有罪判決を受けたのは、政府機関プライマリーインダストリーによると、今回が国内初とのこと。
マヌカハニーはその希少性から、全生産量も少ないのに、世界に出回っているマヌカハニー製品が遥かに生産量を上回っている事実は、ニュージーランド当局も認めているという皮肉な結果だそうです。
そもそも、消費者は健康を維持促進するために、付加価値のあるマヌカハニーを買い求めるわけですよね。
健康食品を買ったのに、その製品に知らずに含まれる化学物質等の異物によって、健康を害することがあっては本末転倒というもの。
『ニュージーランド産だから安心』と思う消費者もいたはずなので、残念な出来事です。
今回の有罪判決は氷山の一角で、食品偽装という不正は、まだまだ出て来るかもしれません。
- 安すぎるマヌカハニーはニセモノまたはブレンド品の可能性あり。
- 甘くて美味しいマヌカハニーは怪しい。
マヌカハニーご購入の際は最低限、上記2点の確認をお忘れなく!
では、また明日。
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