Kia Ora！ 今日もお越し頂きありがとうございます。
皆さん、ニュージーランドにも天然温泉があることはご存じですよね？
１番有名なのは、北島のロトルア。
つい先週、ある一家の庭から突如、泥温泉が吹き出し始めたニュースを、このブログでお話しました。
そして北島にはもう１つ、有名な温泉地タウポがあります。
タウポの街は、国内最大のカルデラ湖を中心に広がっています。
この街が2日前、大変なことに！
なんと湖のすぐ近くを走る、街の下水処理パイプが突如壊れてしまい、汚水がタウポ湖に流出し始め．．．
市民はこの2日あまり、不便な生活を強いられているんです。
トイレを流すな！
洗濯禁止！
シャワーもダメ！
水の使用は最小限に！
と突然規制されてもねぇ．．．
詳しいニュースはこちら↓↓
下水処理パイプの故障はなぜ起きた？
最初に異変が起きたのは、タウポ湖そばの地下に走る、メインの水道パイプのだったようです。
おととい午後2時過ぎに、近くを通った住民が目撃し通報。
やはり水の力は莫大でした。
吹き出た水が、次第に上部の路面まで破壊し陥没、下水処理パイプまでもやられてしまいました ヮ(ﾟдﾟ)ォ!
さらに夕方には、もう1本あるメイン水道パイプもやられ．．．
直ぐに、復旧作業が始まりましたが、残念ながらタウポ市民の排出する7〜８割の汚水が、一時的に湖に流れ込んでしまいました😢
自治体の会見によると、最近頻発している地震の影響が濃厚とのこと。
う〜ん、イタリアでも火山噴火が始まったりしていますし、地球が怒っているんですかねぇ！？
バツグンの透明度で知られるタウポ湖
私も何度か、タウポに滞在したことがあります。
タウポ湖を目の前にすると、その大きさに圧倒する人も多いと思いますよ。
湖と言うより、海みたいですから〜
ちなみに、箱根とは姉妹都市になっているんですよ♪
淡水湖なので、真水はとってもピュアで透き通っていて、自慢の水質を誇っていたんですけど．．．
夏場に行った時、足をつけて歩きましたが、あちらこちらに小さな魚が泳いでいて、ひんやり気持ちが良かったです。
夏場は、トライアスロン大会など大型イベントも多く開催され、国内外から人が集まります。
一方、冬のタウポは、北島の中でも気温が1番低くなるような、寒さが厳しい土地なんです。
なので、地元市民や復旧作業関係者の皆さん、水との格闘で大変だと思います。
今後の見通し
今のところ、一時的に地上に仮パイプを設置して、汚水は近くを流れるワイカト川に排出しています。
これがちょっと厄介で、ハミルトンやオークランドなどワイカト川を水源としている周辺の自治体に、心配をもたらしています。
ワイカト川
ワイカト川は水量が豊富で、十分に汚水が希釈されるので、飲料水へも問題はないとされていますが、大腸菌などのモニタリング検査で水質を注意深く見守っていく見通しです。
タウポ湖は、水質の安全が確認できるまで、もちろん遊泳やレクリエーショナル活動禁止。
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今日のタウポ周辺は低気圧の影響で大雨。
タウポ湖への汚水の再流出が懸念されています。
汚水処理パイプの修復に、5日ほどかかるそうです。
今回の出来事が、夏場の繁盛期に起きなかったことが幸いですね。
このところ、各地でインフラのトラブルが頻発し、「ニュージーランド大丈夫かな？」って感じですが．．．
では、また明日！
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