Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
先月から、オークランドの電車の信号システム・トラブルが立て続けに起き、オークランダー達はうんざりしています 👿
昨日もまた電車が朝の通勤時間帯に止まったんですよ!
オーバーヒート...
1ヵ月足らずで、すでに3度目のトラブル。
勘弁してって感じですよね。
そして今日は、ウェリントンの電車網がマヒしたというニュースが早朝のトップに!
朝の通勤ラッシュには、20万人もの乗客が利用する、首都ウェリントン市民の重要な足が非常事態です。
詳しいニュースはこちら↓↓
ウェリントンの電車マヒの原因は?
今回の電車運行マヒの原因は、実は昨夜すでに起きていました。
どうやら、貨物列車が脱線事故を起こし、線路を破壊しながら止まったようです。
というか正確には、貨物列車からコンテナ1つが外れ、列車自体は200メートル以上も走り続けてから止まったために、線路が脱落したコンテナによって破壊されたという感じ。
ただ、どうして脱線したかの根本原因は、現時点では不明とのこと。
場所が悪かった...
ちょうどウェリントン駅から各方面に向かう重要な分岐レールポイント近くのレールが外れてしまいました。
しかも、コンテナは路線敷に立ち往生し、クレーン車で引き上げる羽目に...
ウェリントンの電車網
ウェリントンに行ったことがある方はご存じと思いますが、ウェリントン駅は駅舎こそヨーロッパ調の重厚なたたずまいで立派ですが、路線網自体は結構ショボいです(笑)
オークランドのブリトマート中央駅は、ちょっと宇宙空間のような、モダンデなザインなので対照的です。
また、オークランドのように自動改札機が普及していないため、事前にきっぷを窓口で買うか、現金を用意しておいて車内を検札する車掌さんから買う必要があります。
ウェリントン駅はターミナル(最終駅)なので、線路はここで終わっています。
電車は、ここから下記の各方面へと分かれて行きます。
- Johnsonville Line
- Kapiti Line
- Hutt Valley Line
- Melling Line
- Wairarapa Line
今回、唯一被害を被らなかったのは、Johnsonville Line。
残りの4路線は昨夜の脱線事故より全てキャンセルとなってしまいました。
ウェリントン周辺の電車情報はこちら↓↓
ウェリントン駅のご紹介
ウェリントン駅は決して大きくはありませんが、国会議事堂Beehiveから歩いて直ぐ、ビクトリア大学のPipiteaキャンパスは直結しています。
クック海峡を結ぶブルーブリッジ・フェリーのターミナルと、一部の長距離バスのバス停も駅を出て直ぐの距離なので、立地はバツグンです。
駅の構内には、大手スーパーマーケットNew World Metroが入っていて、朝早くから夜遅くまで開いているので、電車利用前後の買い物や時間つぶしに便利です。
その他、きれいに清掃されている大きなお手洗い、ドライクリーニング、旅行用品店、カフェ等があります。
ちなみに、下の写真は、以前行ったときに撮ったものです。
ちょっとハリー・ポッターファンが喜びそうなプラットフォーム表示がありますよ❤
電車の運転手不足でサービス悪化
ウェリントンは、去年7月に大幅な路線変更を含めた新バスシステムが導入されました。
でも、始まってみたらトラブルだらけ。
じゃあ電車は?というと、こちらも同時期に新しい時刻表がリリースされましたが、そもそも古い線路のメンテナンス作業が頻繁に発生し、代替バス輸送になったり。
しかも、そもそも時刻表通り運行させるだけの充分な電車の運転手を確保出来ず、またまたバス輸送に...
今年いっぱいは、運転手トレーニングスクールも満員で、リクルート活動を積極に行っているものの、どうにもならないらしいですよ😞
だったら、そんな実現不可能な時刻表を作るな!って感じですよね!?
まとめ
以上、ウェリントンの電車脱線事故でマヒした生活の足について、ウェリントン駅をご紹介しながらお話してきました。
どうやら、先ほど復旧作業のめどが立ったようです。
今夜は通常の半分以下の運行のまま終わりそうですが、明日は朝からの完全復旧を目指して作業は続けられています。
では、また明日!
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