Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
ニュージーランド国内は、昔はけっこう鉄道が、あちらこちらを走っていたんですよ🚉
でも現代となっては、鉄道は主にオークランドとウェリントン、クライストチャーチで発達しているくらいです。
従って、公共交通網が貧弱なこともあり、ニュージーランドは車社会の世の中なんです。
『一家に車2台🚗🚙』というご家庭も珍しくありません!
そんな家庭を圧迫するのが、高〜いガソリン代🤣
そのガソリン代について、とうとうニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が、
「ニュージーランド国民はガソリン代を払い過ぎている!」
というコメントをしましたよ🙄
詳しいニュースはこちらから↓↓
ニュージーランドのガソリンが高い理由
ご存知の通り、ニュージーランドは地球の端っこ、南極大陸の近くにポツンと位置している小国です。
オーストラリアとは、飛行機で3時間ちょっとの距離ですが、他の国々とはかな〜り離れていますよね。
そのため、輸送費がバカになりまん!
しかも、国内のインフラもまだまだ怪しい所があり、更に輸送費にお金と時間がかかります😆
それから、大手の石油会社はBP、CALTEX、Zの3社に限られ、市場競争が活発ではないんですよね〜
そして、そもそもガソリン税が50パーセントというお国です ヮ(゚д゚)ォ!
そりゃ、高いワケですね😥
複雑なガソリン割引システム
ただ、国民もあの手この手で節約しようとするのは、どこの国も同じ♪
スーパーマーケットで買い物のレシートに付いてくる、ガソリン割引クーポンや、ガソリンスタンドのロイヤリティ・カードなどなど...
最近のガソリン価格は1リットル当たり2.20NZドルぐらい(現地では’’220’’とセント表示されます)です。
2019.08.22現在、NZドルは円高に傾いているので、日本円から換算すると、そこまで高いと感じませんが、国民の平均年収は日本と比べると低いですからね。
そこで国民は、その定価から3〜10セント/リットルの割引を手にするために、手間を割いてクーポンのバーコードを機械にかざしたり、ロイヤリティ・カードを作って毎回給油のたびに提示したり。
今、この割引システムが問題になってきているんですよ。
日本でいう消費者庁のような機関が、「価格の公平性に欠ける!」と批判しているんです。
確かに、クーポンやロイヤリティ・カードを持っている人だけが割引を受けられる特権なので、当然ながら持っていない人や忘れてしまった人、引いては外国人観光客はそんな割引システムすら知らずに、定価で給油するしか無いワケですよね。
調査によると、そもそも年間のガソリン売上の半分程度が、割引価格によって占められているという調査報告もあり、定価と割引価格の存在が消費者を混乱させているという指摘も...
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市場競争の問題だけではない?
ただ、大手石油会社の利益に目を向けると、腹立たしいくらいに何十億もの儲けが出ているそうで...
だからジャシンダ首相、「ニュージーランド国民はガソリン代を払い過ぎている!」というコメントに至ったわけですね!?
このことは実際、OECD諸国の中でも、ニュージーランドのガソリンが1番高いという結果が出ています。
年間に換算すると、3,000NZドルもガソリン代に支出する家庭が一般的と聞くと、ビックリ😲
そもそもガソリン税を引き上げたのは現政権
しかしですね〜、ニュース記事の下部にあるコメント欄に寄せられた、たくさんのコメントにも書かれていますが、そもそも何でガソリンに50パーセントも課税するんだ!!というお怒りがた〜くさん😎
そして、
「おいおいジャシンダ首相の政党が、こんなに高いガソリン税増税を進めたんじゃなかったっけ??」
と、あきれ顔の国民。
そもそも、日本とシステムが違うので、一概に価格を比べて高い安いというのは無理があるんですよ。
日本だと、サラリーマンならば通勤手当てという形で、会社が電車やバスの定期券代を非課税で支払ってくれるのは、ごく一般的ですよね!?
でも、海外だと交通費支給は皆無が一般的で、ニュージーランドに限らず、従業員の持ち出しです。
だから、手取りの給料からガソリン代や、その他交通費も支払わなければならず、手元に残るお金は更に少なくなります。
今後、政府はジャシンダ首相を先頭に、この国の異常なガソリン代価格是正に向けて、現政権中に動き出していく方向です。
このブログでも、皆さんに良いお知らせが出来ることを期待していま〜す♫
では週の後半、もう一息ガンバって行きましょう!
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