ニュージーランドのイースターホリデーって？

Kia Ora！今日もお越し頂きありがとうございます。

今年の日本のゴールデンウィークは、10連休の方もいらっしゃるそうで、国内各地や空港は大混雑になるでしょうね。

さて、ここニュージーランドの大型連休と言えば、やはりクリスマスから新年の時期。

そして、お次がイースターホリデーです。

元々、年間の祝日は日本よりも少ないんですよ。

イースターホリデー商戦！

イースターはキリスト教に由来する季節行事ですが、まあNZの一般人には、あまり宗教色はありません。

毎年、3月中旬頃からタマゴ商戦が始まります（笑）。

スーパーや量販店では、コレでもかと言うぐらいの数の、おびただしいタマゴグッズが店頭に並びます！

そして、そのタマゴ達を彩るウサギさんグッズも．．．

大半は、かわいいアルミホイルに包まれたチョコレートのタマゴやウサギ達ですが、中には冒頭の写真のような、恐竜のタマゴですか？？というぐらい巨大な物まで売られています。

1番人気は、、、キャドバリー社のクリームエッグチョコレートですかね？！

噛じると中が半空洞で、本物のタマゴの中身のような色着けをした、マジパンらしきモノが現れます。

大人でも結構好きな人が多いんですよ。

それから中身がマシュマロで、チョコレートコーティングされているタマゴも人気です。

私にはちょっと甘すぎますが．．．

あとはラグビーのオールブラックスのロゴがプリントされた、黒いラッピングチョコエッグなどもあり、まあ商魂たくましいですね〜

そうそう、もう一つイースターの食べ物で欠かせないのが、ホットクロスバンズです。

バンズ（Buns）とは、表面がまん丸とツヤツヤした、小さめのパンの複数形。

その表面一つ一つに、白いアイシングで十字模様が描かれているのが名前の由来です。

地域の情報紙には、何処のベーカリーのホットクロスバンズが1番美味しいか？なんて記事が出ていたりします。

イースターの祝日中、職場で休日出勤している従業員に振る舞われることもあるんですよ。

ちなみに今年は、来週の金曜日（グッドフライデー）から翌週月曜日（イースターマンデー）までがイースターホリデーです。

土曜日はホーリーサタデーとは呼ばれるものの、ただの週末なんですけどね。

この時期、商店は閉まってしまう所が多く、ちょっと不便です。

従業員に祝日割増賃金と代休（これ、法律で決まっています！）を与えても、収支が見合うお店の中には、罰金覚悟で営業する所もあります。

ただ、レストランも割増料金になったり、お酒類を飲むには食事もしなければならないという、何だか商売人びいきの法律までありまして．．．

まっ、予め食料品とお酒をしっかり買い込んでお家でくつろぐか、天気が良ければドライブとピクニックあたりが安上がりな過ごし方でしょうね。

翌週月曜日（イースターマンデー）の午後1:30以降は、スーパーなどもほぼ平常営業に戻ります。

まだ、祝日最終日は続いているわけですがね．．．

週40時間労働者に対し、年次有給休暇が4週間与えられる他、病気休暇（子供の病気の世話などにも使える）が最低5日有給で与えられる、と労働法で定められているNZ。

総じて、休みは結構多い国だと思います。

では、また明日！