ニュージーランドの紙幣とコイン

Money 豆知識

新元号の次は新紙幣発表!?

Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

さて、日本では天皇陛下交代に向け、4月1日に新元号が発表されましたね。

私もニュージーランドから、インターネットのLIVE配信で発表の様子を観ていましたよ!

予定時間になってもなかなか始まらない様子に、エイプリルフールということもあって、YouTubeのコメント欄には、たくさんの笑えるコメントが寄せられていましたwww

新元号の良し悪しは別にして、使い始めてしばらくすれば、すっかり浸透しまうものなのでしょうね。

それにしても、新元号あやかり商戦のたくましさには脱帽です!!

発表後、僅か1時間足らずで、令和と入れられた文具が店頭に並んだニュースを観て、もうビックリです。

その他、令和入りパンや令和入り化粧箱のバームクーヘンなどなど...

日本で実体験出来ないのが残念です!

また今週始めには、新紙幣のデザイン発表もありましたね。

こちらもインターネットニュースで知りました。

幸い、お三方とも存じ上げておりました(ホッ)。

明治の偉人たちですね〜、あやかりたい...

 

ニュージーランドのお金事情

そこで、今日はニュージーランドの紙幣とコインのお話です。

と言っても、ニュージーランドは思いのほかキャッシュレス社会なんです!!

なので、私はこの国に来てからは、ほとんどまとまった現金は持ち歩かなくなりました。

EFTPOS(エフトポス)と呼ばれる、デビットカードシステムが大抵の小売店に導入されているので、銀行のキャッシュカードさえあれば支払いが出来てしまいます。

もちろん銀行口座の残高不足はダメですけどね!

クレジットカードも、中規模以上の店舗では使えることが多いです。

ただ念のために、私はふだん5ドル札を1、2枚と、小銭が少々入った小さなコインケースをバッグインバッグのポケットに入れて出歩いています。

理由は、出先でパーキングメーターがカードを受け付けなかったり、お店のカード端末のシステムトラブルで物が買えない~、なんてことが稀にあるからです。

はい、セーフティーネットは大事です!

というわけで今、私の手元には5ドル札しかありません...

その紙幣の表面には、人類初となるエベレスト山頂到達に成功した、ニュージーランド人エドモンド・ヒラリーさんの肖像が描かれています。

なんと、存命中から採用されていたそうです。

恐らく、ニュージーランドで最も著名な人物だからでしょう。

ちなみに、南島のダニーデンという町にある、国立オタゴ博物館には、ヒラリーさんの実物パスポートや、エベレスト登山で使ったマグカップなどが展示されていて、けっこう感慨深いですよ。

博物館は入場料無料なので、ダニーデンにお越しの際にはおススメです!

そして、5ドル札の裏面には、イエローアイド・ペンギン(マオリ語はHeiho)が描かれています。

その名の通り、目の周りが黄色い、キリッとした顔のペンギンです。

このペンギンは絶滅が危惧されており、同じく南島ダニーデン周辺のオタゴ半島に生息しています。

ご覧になりたい方は、現地のエコツアーに申し込むと良いでしょう。

残りの紙幣には、10ドル、20ドル、50ドル、そして100ドル札があり、合計5種類です。

どれもポリマー紙幣と呼ばれる、プラスチックのお札です。

長持ちするし、夏にビーチへ行く際など、お財布は持たずにお札を1,2枚しのばせて...という風に、水にぬれてもOKなので便利です。

20ドル札には、イギリス連邦にお決まりのエリザベス女王Ⅱ世が描かれています。

残りはニュージーランド人の偉業を成した方々です。

一方、コインは10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドルの5種類です。

どれも表面にはエリザベス女王Ⅱ世のお顔があり、裏面にはニュージーランドゆかりのデザインが描かれています。

いかがでしたか?

日本ではほとんど流通しておらず、両替も難しいニュージーランドドルですが、いつか手にする機会がありましたら、皆さんのお気に入りを見つけて下さい。

ちなみに私のお気に入りは、キウイバードとシダが裏面に描かれている1ドルコインです。

ではまた明日!

 

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