Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
皆さん、ニュージーランドの先住民の名前は覚えていますか?
..........
そう、マオリです。
ニュージーランドに来て以来、私もたくさんのマオリの血を引く方々に出会ってきました。
特に、ご近所だったマオリのおじさんは、まるで私を娘のようにかわいがってくれ、本当に色々助けてもらました。
おじさんとのエピソードは、日本語とマオリ語をご覧下さいね。
彼らは総じて明るく、とても人懐っこい人が多いです。
ちょっといたずらっぽく、人情深い所が、古き良き日本のお付き合いと似ているなぁと思います。
首都の大切なマオリ集会所マラエが火事!
昨晩、日付が変わった0時30分頃、首都ウェリントンのアイランドベイ地区にある、マオリ集会所のマラエが、火事でほぼ焼け落ちてしまったそうです。
ケガ人は消防活動に当たった1人のみで、内部にいた30人近くの人々は無事避難したそうで、良かったですね。
火元の原因は目下調査中のようですが、火の不始末かもしれませんね。
詳しいニュースはこちら↓↓
ニュージーランドにあるマラエとは?
マラエとは、マオリの人々が地域ごとに構える集会所。
日本で言うと、地域の神社に付属する社務所や集会所のような感じとお伝えしたら、分かりやすいでしょうか!?
ニュージーランドでは、マオリ語で部族を『Iwi(イウィ)』、家族を『Whānau(ファナウ)』と呼び、ニュージーランド英語としても使われています。
季節ごとの寄り合いや、葬儀などがあると、同じイウィのファナウがその地区のマラエに集まり、一緒に寝泊まりをしてご馳走を食べ、結束を確認する習慣があります。
ですから、マラエはマオリの人々にとっては、大切な寄りどころな訳です。
マラエの大きさは様々ですが、様式はニュージーランド全域でほぼ同じ。
ニュージーランドの巨木カウリを始めとした木材を基礎とした建物に、大きな三角形の入り口が付いています。
また、入り口の両サイドや屋根には、マオリに伝わる伝統工芸の彫刻が施され、訪れる人々を圧倒します。
内部に入る際には、土足厳禁です。
マラエは、神聖な場所として崇められ、内部にもマオリ独特の模様や彫刻が、壁全体に施されています。
マラエについて、詳しい情報はこちら↓↓
首都ウェリントンの国立博物館テ・パパには、大きなマラエが展示されていて、中に入ることも出来るので、マオリ文化に興味のある方にオススメです。
学校にもマラエがある理由
ニュージーランドの学校に行く機会がある方は、校内の一角でマラエを目にするかもしれません。
特に、マオリ文化研究やマオリ語学科があったりする学校には、小さくても必ずマラエがあります。
でも、それはマオリ文化を学ぶ学生達だけのものではありません。
新学期始めのオリエンテーション時期には、『ポウフィリ』と呼ばれる新人歓迎の儀式が、マラエの周りで執り行われます。
ポリネシア風の美しい歌をみんなで歌ったり、フィンガーフードのおもてなしを受けたり、素敵な思い出になること間違いナシですよ♪
では、また明日!
オークランドの人気&おすすめホテル☆
コメント