ニュージーランドの海の幸アワビ

パウア2 生活情報

Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

最近、読者の皆さんは、いったいニュージーランドのどんなことが知りたいのかなぁ?

と、このブログをもっと楽しんで頂くため、あれこれ思案中のPlayaです。

もし、『こんな事を取り上げてほしい!』というご希望がありましたら、お問い合わせ欄から教えて下さいね♪

さて、今日は週末、何かご馳走でも食べたいな〜と思いつつ、以前作ったニュージーランドのシーフード料理をご紹介したいと思います。

 

タダで手に入るニュージーランドのアワビ

アワビと聞くと、「あぁ、温泉旅館の豪華ディナーで食べたことある!」という方もいらっしゃるのでは?

ここニュージーランドでも、アワビと聞くとみんな目を輝かせます☆彡

でも、普段スーパーマーケットに行っても売っていません。

鮮魚店でも、ショーケースにはめったに並んでいない代物なんですよ。

どうしても食べたくなったら、フィッシュ・アンド・チップスを売っているテイクアウェイのお店に行けば、パウア・フリッターというアワビの入った揚げ物が買えます。

そう、ニュージーランドではアワビのことを、『パウア』と呼びます。

では、普段どうやって一般人が手に入れるかと言うと...

自分たちで海から採ってくるんです!

ニュージーランドの海水はけっこう冷たいので、主に夏場に、シュノーケリングや本格的なダイビングで採りに行きます。

日本にように漁業権は無く、地元の漁師さんたちが養殖しているわけでもないので、あくまで自然に繁殖しているものを頂いてきます。

ですので無料で頂けますが、プライマリー・インダストリーズという農水省のような機関が、下記のように一度に採って良いパウアの数と大きさ・地域を定めています。

  • 貝の直径が125mm以上に育ったもののみ
  • 1日に1人10個まで*
  • 保護地域に指定されている所では採ってはいけない

*但し、地域によって多少ルールが違います。

夏場は、よく抜き打ちで調査隊が訪れ、持ち物や車の中をチェックされることがあります。

違反が見つかると、採ったパウア貝だけでなく、採取用具やひどいと車まで没収、はたまた罰金というケースも最悪起こりうるので、注意しましょう。

詳しくは、海に入る前に、海岸沿いに立っている看板の注意書きをよくご覧下さい。

政府からの詳しい情報はこちらから↓↓

https://www.mpi.govt.nz/travel-and-recreation/fishing/fish-species/paua/

 

こちらの写真は、身の部分を取った後のパウア貝です。

パウア1

大きい物は直径16cm以上あります。

自然の状態では、貝の外側は苔が付いていたりして、ほとんど光っていません。

おみやげ屋さんに行くと、よく研磨されてピカピカした物が売られていますよ。

 

パウアの食べ方

こちらの写真は、私が夏に料理したパウアのステーキです。

パウアステーキ

しょうゆとバターで味付けし、肝とタマネギを添えて美味しく頂きました❤

けっこう大きかったので、残りの2つは料理した後、そのまま冷凍庫に保存しておきました。

レンジでチンしたら、また美味しくいただけましたよ♪

この他、先に挙げたテイクアウェイのお店のように、家でパウアをみじん切りにし、パウア・フリッターを作ったこともあります。

ニュージーランドの中国料理店でアワビを注文すると、結構な値段しますが、自宅でも十分美味しく食べられて、なんと言ってもタダ!

 

パウア貝はマオリ族の宝物

マオリ族にとって、パウア貝はその美しい輝きから、昔から宝物として扱われ、伝統工芸のアクセントに良く使われます。

また、女性のアクセサリーとしても人気があります。

私も、いくつかピアス・イヤリングを持っていますよ♪

海岸に行くと、たまに赤ちゃんパウア貝が見つかることがあるんですよ!

ちっちゃいのにすでにピカピカしていて、とても可愛い色をしています。

また、パウア貝のかけらが波で削られ、丸みを帯びた物もキラキラしているので、すぐに見つかります。

私は、良く似たパウア貝のかけら2つをペアにして、イヤリングを作ったりします。

パウアイヤリング

 

皆さん、パウア貝を食べて見たくなりましたか?

ニュージーランドにいらしたら、ぜひ体験して頂きたい楽しみの1つです。

では、また明日!

 

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