ニュージーランドで再び市中感染!

心配事

Kia Ora!今日もお越し頂きありがとうございます。

さて、コロナ禍の最中で迎えた2021年も既に2月中旬。

皆さんも、日々の生活をコロナ対策と共に頑張っていらっしゃることと思います。

幸い、ここニュージーランドでは、マスク生活で苦しむ事もほぼ無く、国内の生活は普通に出来ています。

が、、、、、

昨日午後、そう、バレンタインデーの最中、突如として入ったテレビ速報。

市中でコロナ感染者が確認されたというニュースを伝える、NZ政府の記者会見の生中継でした。。。

今日は、昨日午後から起きた国内の変化の様子を中心に、今日お昼のニュースでのアップデートまでをお話していきますね。

 

速報: オークランドの一家でコロナ感染者3例を確認

昨日(2021.02.21)は、お家でゆっくりマッタリ休息時間を過ごしていた私。

今年のニュージーランドの夏は暑くなる日が少なく、冷んやり肌寒い日曜日でした。

ふと、テレビをつけてチャンネル変えたら、あれ?

日頃、年末年始や週末はニュース番組も少なく、インターネットニュースが頼りのニュージーランド。

なのにBreaking Newsを流しているではありませんか!笑

そして直ぐに状況を把握しました。

またもや、南オークランドのPapatoitoi(パパトイトイ)の4人家族の世帯で、突如3人がコロナ陽性と確認されたとのこと。

陽性者内訳は父親・母親・娘の一人。

父親は自営建設業者。

母親は航空業界と繋がりの深いSky Shefsという会社で、主に航空機内で使われた用品のクリーニング業務と時々機内食のパッキングに従事している人ということが分かっています。

そうそう、最近日本でも需要が上がっている「お家で機内食を」と、宅配機内食を販売している大手ですね。

そして娘さんは地元Papatoitoi High Schoolに通う学生。

ということで、母親が何らかの形で感染し、家庭内感染した可能性が濃厚なのは自然なこと。

早速、ゲノムシークエンスにて感染経路の特定が急がれています。

この地区はオークランド国際空港からもほど近く、ふだんは沢山の移民が航空関連会社で働いている上、低所得者層が暮らす地区としても知られています。

詳しいニュース記事はこちら↓↓

Stuff

 

NZ政府が取った速やかな対応とは

私が見たニュース速報の時点では、保健大臣と保健省長官がその時点で明らかになっている事実を伝える会見のみで、警戒レベルを引き上げる等の決断はまだなされていませんでした。

というのも、我がジャシンダ・アーダーン首相は当時、オークランドで開催されたBig Gay Outというとダンスジェンダー主宰イベントに参加するため、議会のある首都ウェリントンにはいらっしゃらなかったのです。。。

その後、急遽ウェリントンに戻られたそうで。

ただ、速攻で娘さんが通う学校は明日から当面3日間は臨時休校に。

そしてオークランド市民は極力、移動や外出、集まりを控えるようにと。

また、自覚症状がある人の検査も呼び掛けらました。

 

夜中からオークランドは警戒レベル3に

そして、夕方6時のニュースで更なる発表がなされました。

またまたオークランド市民は警戒レベル3に逆戻りです😭

事実上のロックダウンですね。

不要不急の外出は控えなければならず、可能な限り在宅勤務に努め、学校も休校に。

しかも、同日23:59から当面3日間の発動ですよ!

これには、飲食店関係者を始め、サービス業に従事する方々はガッカリでしょう。。。

既にオークランド市の各地スーパーマーケットには長蛇の列。

陳列棚も品薄状態となっているところもあるみたいです。

日頃、スーパーシティとしてニュージーランド国内でも別格の大都市(?)オークランドですが、こうした事態には影響を真っ先に受けてしまう実状が😆

 

国内その他の地域は警戒レベル2に

実はその家族のうち2人は、ニュージーランドで最も大事な国民の祝日Waitangi Dayであった 2月6日(土)の週末に、Mt. Taranaki (タラナキ山)で有名なNew Plymouth (ニュープリマス)に訪れていたことも分かっています。

でもその地域を含めて、オークランド以外のその他地域については、昨夜23:59から当面3日間は警戒レベル2に。

オークランドからだと、ニュープリマスまで車で5時間はかかる距離なので、途中立ち寄った地域もあるでしょうし心配ですね。。。

 

最後に

ということで、コロナに関しては平和ボケとも言えるニュージーランドで、突如として警戒発令がありました。

日が開けた今日は、家族の暮らすオーランドと訪問先とされるニュープリマスでは、朝からコロナ検査センターに長蛇の列が出来ているそうです。

この時点で、ニュージーランド発オーストラリア行きの検疫免除の国際線フライトの乗客も、全て14日間検疫を義務化される等、影響はあちこちに出始めています。

オークランドの飲食店オーナーさん達も、この3日間は保証無しに持ち帰り客のみや休業ヘと対応しなければならず、お気の毒としか言いようがありません。

もし、警戒レベル引き上げが長引けば、政府の助成金が出る予定のそうですが、どっちもどっちという感じですよね。

スーパーマーケットはお肉屋さん、薬局は今回もレベル3下で営業出来るとしています。

この後、16時過ぎからNZ政府の記者会見がテレビで生中継され、更なる詳細が明らかになるハズです。

では、今回はここまで。

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