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ニュージーランドで人口が一番多いのは、もちろんオークランド。
首都ウェリントンなんて、足元にも及ばない!
さて、昨日は『世界人口デー』だったそうですよ。
「何で昨日、7月11日なの??」
という疑問を持つ方がいらっしゃると思い、調べてみましたよ♪
世界で50億人目に生まれた、旧ユーゴスラビアの赤ちゃんのお誕生日が7月11日だったそうです。
国連は、世界の人口が50億人を突破したのを期に、世界が人口問題に関心を持ってもらえるように国際記念日を設けました。
日本では、人口減少が始まって久しいですよね。
少子化・晩婚化などなど...要因は様々。
では、ニュージーランドはどうなの?
聞かれれば、ほぼ間違いなく
「増えている!」
と答える人ばかりでしょう。
真相はいかに?
ということで、今日は世界とニュージーランドの人口についてお話しますね。
気になった昨日の人口問題ニュース
ニュージーランドの地上波テレビでは、朝の時間帯にニュース番組が2つ流れています。
好き嫌いが分かれるキャラのニュースプレゼンター達が出ているため、私は大抵もう1方のニュース番組をつけています。
なので、見逃してしまって今日になってふと、ネットサーフィン中にニュース記事を見つけました。
そこには、
「近い将来、ニュージーランドの人口減少が始まるかも!?」
という怪しげなタイトルが...
んな訳ないんじゃない?と疑心暗鬼 🙄
でも、インタビューで話している人は、人口問題専門の社会学者でした。
詳しいニュース記事はこちら↓↓
紐解いてみると...確かに今のところニュージーランドは人口増加中で、今年中には人口500万人を突破すること確実だそうですよ。
ですよね〜
こんなに住宅不足が続いているんですから...
ところが、それは表向きだそうで。
現在のニュージーランドにおける自然人口増加数は、純粋に国内の出生数を死亡数で差し引いて約3万人。
この数字には移民の数は含まれず、1960年代には4万人であったという統計が根拠とされています。
なるほど、人口自体は移民のお陰でどんどんふくれあがっているけれども、ニュージーランドで生れて亡くなる人数は、やはり先進国パターンなわけですね。
高学歴化、晩婚化、少子化などなど。
住宅問題も出生数に影響?
家の狭さは香港が有名ですが、日本もご多分にもれず。
家が狭ければプライバシーが保てなかったり、子供部屋を確保出来なかったり...
ニュージーランドの住宅は、一昔前と比べて車2台分小さくなっていると最近のニュースで言っていたのを思い出します。
いずれは、昨今のニュージーランドの厳しい住宅事情が、将来の人口減少の一因になることがあるかも...
確かに家を建てるにしても、小さい家を立てて、子供を1〜2人あるいはゼロで暮せば、それだけ生活を安く維持管理出来ると考えると、物価高のニュージーランドでは理にかなっていますよね。
マイホームがどんどん遠のいて、今や賃貸人口も増えているそうですし。
この先、世界人口は80億に
ニュース記事によると、世界人口は5年後には80億人に達すると発表しています。
でも、日本やニュージーランドを含む先進国が少子高齢化を迎える中、いったいどこで、そんなに子供が生まれているわけ??
答えはアフリカ南部。
いまだに1人のお母さんから子供が4〜5人は生まれ、国際援助によって乳幼児死亡率は改善されてきているとなると、増える一方な訳です。
2050年頃には、アフリカ南部の人口が今の2倍に膨れ上がるというシミュレーションも ヮ(゚д゚)ォ!
てっきりインドや中国の人口問題かと思いきや、これらの国は生活レベルの向上に伴って高学歴となり、将来的には人口減少が始まるそうですよ。
日本語の関連ニュースはこちら↓↓
地球環境の変化による危機も叫ばれる現代。
地球規模で見れば、人間の生なんてちっぽけな存在。
でも、その人間が増え続けたら...
今生きる私達は、せめて現状維持の姿勢で環境を守っていかないと、将来この世に生まれる生が、すぐに失われる世の中になってしまうのは悲しいですよね。
ちょっと深刻になってしまいましたが、ニュージーランドの人口500万人、直ぐですよ!
500万人目の赤ちゃんが生まれた日が、祝日になったりしないかな〜なんて(笑)
では、また明日!
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