Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
私、何を隠そうラッピングとかパッケージングが趣味なんです。
特に習ったとか、仕事で覚えたということは一切ないのですが、小さい頃から見様見真似で覚えました。
好きは取り柄で、自分でいろいろ工夫しながら、ギフトラッピングしている時間が大好きです。
受け取る相手の喜ぶ顔を想像したりしながら、今日も1つラッピングしました。
今日はそうした贈り物の送付に欠かせない、ニュージーランドの郵便事情をお話します。
ニュージーランドのエアメールは早くない?
ご存知の通り、ニュージーランドは4大陸からかなり離れた、地球の端っこに位置しています。
唯一、オーストラリア大陸がそばにあります。
しかも、決して経済大国ではないので、国際線の直行便数にも限りがあります。
そんなわけで、ニュージーランドから手紙や荷物を送ると、航空便扱いでも届くまでにやたらと時間がかかります。
今までの経験では、ニュージーランドから日本宛だと、航空便でも10日はかかると思ったほうが良いでしょう。
しかも、郵便料金がやたらと高いです。
距離がある分、仕方ないか!?とも思いたいのですが...
例えば、イギリスから日本への郵便物の方が安いし断然早いのには、どうもしっくり来ません。
以前は、急がなくて良いから安く送りたい!という選択肢「Ecomony」というサービスがあったのですが、既に消えました。
船便も無くなり、現在は航空便のみの取扱です。
皆さんご注意下さいね。
アッ、ちなみにポストに手紙を投函する時は、曜日に気をつけましょう!
もともと日曜日の回収はしていなかっった(大昔はやっていたのかも?)のですが、土曜日の回収も1年以上前に廃止されました(悲)。
特に、金曜日の午後に手紙を投函する際は、小さいポストは既に回収時間を過ぎている可能性が高いので、避けた方が良いでしょう。
大きめのポスト(2口に別れているタイプ)は、最終回収時間が17:00〜18:00なので、少し遠くても利用価値ありです。
節約する方法は?
海外に何か発送する時は、とにかく軽い物を選びましょう。
ニュージーランドにも、2kgまでの荷物ならば「Small Packet」、つまり小形包装物の適用があるので、普通の国際郵便物料金よりも少お得です。
相手に品目と価格がバレてしまうのが難点ですがね。
私は、いつも家に小形包装物用の緑色の帳票をストックしておき、帳票記入やパッキングを全て済ませ、小型のデジタルスケールで重さを計っておきます。
そして、NZ POSTのインターネットサイトにある、「Rate Finder」で国名や荷物のサイズなど必要事項を入力し、おおよその料金を調べておきます。
ここでスタンプを自分で印刷して、投函するだけにすることも出来るようです。
ただ、国際郵便物は規制物品などもあるので、それらの確認と記入漏れがないよう、私は窓口に持ち込むようにしています。
ニュージーランド国内宛の郵便物については、料金設定がもっと良心的なので安心して下さい。
最近はオーストラリア資本の競合他社なども国内宅配便をやっていて、NZ POSTより安いこともあります。
私は、ニュージーランド版楽天のような、インターネットオークションサイトTrade Meで提供している宅配便サービスをよく利用しています。
送りたい物を自分でパッキングし、必要事項を入力すると、NZ POSTとfastwayという民間業者の料金表が出て来て、それぞれのサービスから配達記録付きやサイン必須などが選べます。
しかも自宅に集配に来てくれるので、家にいながらにして事が済んでしまいます。
郵便局が消えていく!?
残念ながらインターネットの到来により、郵便事業の収益落ち込みは、この国でも例外ではありません。
上記のように、サービス縮小が年々加速し、昨年は極めつけの郵便局閉鎖が各地の市民の日常を襲いました。
突然、郵便局の入口に閉鎖のお知らせが貼られ、2、3ヶ月の後に完全閉鎖。
これが、あちらこちらの店舗で起こりました。
小さい町に行くと、まだ郵便局が存在しているので、現在進行形なのだと思います。
郵便事業は国家事業の1つでもあるので、無くなっったままという訳には行きません。
この受け皿、つまり事業を引き継ぐことになったのが、日本のマツキヨのようなドラッグストアや本屋さん、そしてコンビニやガソリンスタンドです。
店内に専用カウンターとトレーニング済みの店員を配置したというわけです。
昨年9月頃だったか、とうとう私の町に郵便局もなくなりました。
地元民がデモを行ったりもしたんですよ!
初めてドラッグストアの郵便サービスを利用した時は、明らかに慣れていない店員さんが、何だか探り探りのサービスをしてくれました。
ボッタクリされていませんように...
強いて利点を挙げると、土日も限定的ながら郵便サービスを行ってくれることですね。
大抵ひとりの店員さんしか対応出来ないので、混んでいたり要領の悪いお客さんが先にいると最悪ですが...
以上、あまり良いお知らせではありませんが、事前に知っておいた方が時間の無駄を避けられると思うので、皆さんの参考になれば幸いです。
ではまた明日!
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