Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
今日、ニューヨークを襲った大停電、5時間ほどで復旧したそうで、良かったですね。
ニュージーランドのニュースで聞いてビックリしたんですが、ニューヨークの1日の電力消費量は、何とニュージーランド全土の1ケ月分に相当するそうですよ ヮ(゚д゚)ォ!
さて、ニュージーランド生活も10年を超えると、何だか日常がマンネリして新鮮さが無くなりがちに...
でも今週は、ちょっとしたサプライズがあったんですよ〜
というのも、7月10日にIRD(Inland Revenue:日本の国税局と税務署の間のような役割をする行政機関)から1通のメールが届いたんです。
でも、件名が「Do Not Reply」となっていて、メールには「myIRDにログインして、3つをお知らせを確認して下さい」と書かれただけ。
??
もしかして、スパムメール?
とも思ったのですが、とにかく公式サイトからログインしてみることにしました。
ところが...
何度myIRDをクリックしても、ページが重くて全然進まず。
どうなってるの??
と、いろいろサイト内を見回したりネットで調べても、IRDのシステムダウンやメンテナンスのお知らせなんて出ていなくて...
でも、「そうか、新会計年度に入って、そろそろタックスリファンドが始まるんだ!」と気が付きました。
と、そうこうログインにつまずいている間に、嬉しいサプライズが☺
たまたま翌日ネットバンキングしていたら、IRDから自分の口座に、思いがけない額の入金がありました❤
そう、この入金のお知らせを見てね❤ということだったんですね。
ということで、今日はこの7月から始まった、ニュージーランドの新税金システムについてお話します。
ニュージーランドの新税金システムとは?
下記のリンクが、この7月から導入された、新税金システムの概要広告です。↓↓
ただIRDのサイト、どうやら新調してモバイル・フレンドリーな画面になっていますが、例えば上記の広告はまだ旧サイトのものだったりと、どうもシステム移行がまだ済んでいないみたいです。
そのせいもあってか、はたまた私のようにメールを受け取って、ログインを試みる人が多発しているせいか、全然ログイン画面に移れず...
結局、ログインに成功するのに3日もかかりました 😕
私が受け取ったメールのお知らせ3つとは、やはり税金還付と入金のお知らせに関してでした。
今回の新税金システムをザックリまとめると、
今後は、IRDが自動的にあなたの払い過ぎた税金を還付し、所得税評定書類もお送りしますよ。
ということです。
2019年7月からの新機能
- 自動税金還付
- 所得税アセスメント
- タックスコードのお知らせ
- myIRDから寄付金領収書のアップロードが可能に
関連記事: ニュージーランドの税金について
以前はタックスリファンド会社が重宝
では、今まではどんなシステムだったかと言うと、税金還付を受けるには、納税者の自発的な行動が必要でした。
日本の確定申告のようなイメージです。
税金還付を受けたければ、自分で面倒くさい確定申告書を記入して、期限までに提出しないと、損するのは納税者...
ニュージーランドも、基本は似ていました。
私も過去に、時間が取れなくて手続きしそびれた税金還付がありました。
それからは、多少の手数料を取られても、税金還付手続きをやってくれるタックスリファンド会社を使っていました。
ニュージーランドで30年以上も働いている、ギャンブル好きの職場の同僚のオススメだったんですよ。
信じて登録してみたら、時間の節約が出来て、お小遣い程度でも税金が返ってきたので、良い方法だなと思っていました。
ところが今年3月に、今まで利用していたタックスリファンド会社から、サービス終了のお知らせメールが来ました。
ニュージーランドには、こうしたタックスリファンド会社がいくつもあって、よくTVコマーシャルもやっていたのですが、全て消え去ってしまいました!
こうした会社は手数料で儲けていたわけですが、そこで働いていた税理士さん達は、新しい仕事を見つけたんでしょうかねぇ?
IRDのシステム移行でトラブル多発
今回の新システム始動に向けて、最近までIRDの大幅なデータベース移行作業等があったのですが、その最中であまり笑えない、IRDのお粗末な失態があったことは、以前の記事でお話しました。
赤ちゃんに所得税の納入手続きのお知らせが届いたり!(笑)
興味のある方はこちらから↓↓
おまけ
最後に、今夜のニュージーランドは、大勢の人々がテレビに釘付けです!
今夜9時過ぎ(NZ時間)から、ロンドンでクリケット・ワールドカップのファイナルが行われ、何とニュージーランドがイングランドと優勝を争うんですよ〜
明日朝までかかるかもしれない決勝試合。
ニュージーランドはアルコール提供の規制がけっこう厳しく、深夜にお酒を提供出来るパブやバーはあまり無いので、みんなお家でテレビとなるわけです。
さあ、始まりました!
クリケットファンではありませんが、一応観ておこうと...
では、また明日!
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