ニュージーランドがロックダウン緩和へ

生活情報

Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

日本をはじめ、世界各地からこのブログにたどり着いて下さった皆さん、
お元気ですか?

国によって諸事情も異なることから、
世界を巻き込んでいるコロナウイルスの対策も、
住んでいる場所によって政府の対応は様々ですよね🤔

そんな中、ニュージーランドでは今日(正式には昨夜23:59)から、
5週間近く続いていたロックダウンのレベルが4 ➡ 3に引き下げられました。

今日はそれに伴うNZ国内の人々の反応や、
最近の国内事情についてお話ししていきますね。

 

ファストフード店のドライブスルーには長蛇の列!!

ニュージーランド国内に暮らす大部分の人が、
ほぼ引きこもり生活を体験した、ロックダウン警戒最高レベル4。

これは世界的に見ても、かなり制限の多いもので、
国内の飲食店では外食が出来ない上、
持ち帰りや宅配までもが規制対象となってしまい、
家で三度の自炊をするしかない状態でした。

これには自分も含め、さすがに疲れた、飽きたという人が
多かったようですね🤣

 

ファストフードが恋しくて😍という人々に
「お待たせしました!」とばかり、

今朝から早速、マクドナルドやKFCなど大手は、
テイクアウトのみという形で営業を再開しました。

ニュース映像には、待ちわびていた人々の車で長蛇の列が😂

イギリスのデイリーメールがたくさんの写真入りで記事にしています↓↓

Access Restricted

みんなあのパッケージと味が恋しくて、
中には自宅でパッケージを自作して、
マクドナルドごっこをした人達もいらしたそうで😋

 

国内飲食店の10%は営業再開の見通し立たず

一方で、経営体力の無い中小のレストランやカフェは、
政府の助成を得ても営業再開が難しいようです。

長期休業で、テナント料や人件費を賄えなかったり・・・

また、営業再開のハードルを高くしているのが、
接客の完全コンタクトレス化と2mのソーシャル・ディスタンスの義務化。

現金での支払いは出来ないためキャッシュレスの工夫や、
人々が距離を取るため店内や厨房のレイアウト見直しが必要です。

また、Uber Eatsを導入するお店も増えていますが、
店側がその利用手数料を30-35%も取られてしまうことから、
採算割れというケースも。

知り合いのレストラン経営者は、
今日のところはお店のクリーニング作業止まりだったそうです。

暫くは試行錯誤が続きそうですね。

 

ニュージーランドのコロナ対策が賞賛されている影では。。。

ニュースを観ていると現時点では、
ニュージーランドのコロナ対策は言わば勝ち組として、
諸外国から賞賛されているようですね。

ジャシンダ・アーダーン首相も、
国民に対して女性ならではのソフトなアプローチで、お株が上がりました。

ただ、国民に大我慢をさせ、経済活動の大部分をストップさせたからには、
今後の復活に失敗は許されません。

また、最近まであまり報道されていませんでしたが、
海外からの輸入ケースの水際対策も、全てが上手くいっていたわけではありません。

 

ニュージーランド航空従業員の感染例が浮き彫りに

こちらの動画は、NZ政府のCOVID-19デイリーアップデート会見の様子です(2020.04.22)。

生中継で首相や閣僚が、マスコミ記者のストレートな質問に答える様子は、
見ていて結構ハラハラします😬

この日は、ニュージーランド航空クルーの14日間検疫免除がNZ保健省の指導の元、
まかり通っているザルの様な政策を問いただされ…。

ロックダウン以降、NZ入国は市民・永住者とその家族のみ許され、
入国後は政府監視の14日間隔離が義務づけられています。

そんな中、かろうじて運航継続中のロサンゼルス便帰りのクルー達が、
症状が無ければ感染有無の確認をされないまま、
野放し状態で市中や家族の元に帰っていた事実😳

この会見翌日、ニュージーランド航空は、乗務員・パイロット・地上職員を含む
なんと総勢30名がCOVID-19 陽性だったと、
ようやく数字を公表しました(海外乗務による感染が全てではないとしていますが)。

Stuff

クルーは、自分達が感染源になる可能性を恐れ、
政府・雇用者両方に何度も検疫免除の見直しを訴えていたそうですが・・・
隠していたんですね。

先月のロックダウン開始前、客室乗務員の一人がバンクーバー便乗務帰国後、
すぐ結婚式に参列した事で他の参列者100名近くが感染。

国内最大のクラスターとなってしまいました。

結局その後、花婿の父を含む参加者2名が死亡。

こんな惨事があったのに・・・

花婿の父が約3週間入院していた病院ICUの看護師の陽性も、
患者死亡から数日後に発覚。

院内感染調査が始まったとのことですが、詳細結果はどうもうやむやです。

 

最後に

小国ニュージーランドでも、数十ヶ所でクラスターが発生し、
そのほとんどが老人ホームや学校・病院で、死亡者は全て基礎疾患のある60代以上。

現時点で19名が亡くなっています。

回復者とされる基準は、PCR結果ではなく症状が完全に消えて48時間経過とされている点は、
日本や他国と違うでしょうね。

元々、人工股関節手術後でも数日しか入院させないお国柄なので、
COVID-19陽性患者も自宅隔離が大半。

だからか、感染者数に対する回復者数が異常に高い🤔

 

さて置き、持ち帰りやテイクアウト、宅配の食事がようやく今日から解禁です😋

この他、林業や製造業・建設業が再開されました。

明日からは一部学校も、エッセンシャル・ワーカーの子供達のために少人数制で再開します。

でも、基本はまだStay at home 🏡です。

では、お互い頑張り過ぎず苦渋を乗り越えましょう!

 

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今日も最後までお読み下さり、どうもありがとうございました。

 

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