ニュージーランドの日本食 続編

スーパーマーケット 生活情報

Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

昨日はスーパーマーケットの日本食材の話で盛り上がってしまい、少し長くなってしまいました。

そんなわけで、外食について書きそびれてしまいました...

そこで、今日はニュージーランドの中規模以上の町中でよく見られる、日本食が食べられるお店についてお話します。

ホントに日本人シェフ??

ニュージーランドに長年住んでいると、移民の動向にも敏感になります。

日本人の割合については、特にカンタベリー大地震以降、人口の最も多い街オークランドを除いては、日本人はさほど多くないと感じます。

とは言っても、お持ち帰りのお寿司屋さん、ニュージー流には「Sushi Takeaway Shop」は呆れるほど至る所にあり、むしろ増加の一途をたどっています。

私の住む地域でも、この半年で2件増えました。

そう、ニュージーランドは肥満が社会問題の国。

人々は、スリムな日本人にあこがれ、お寿司を食べていれば痩せる!?と思うのでしょうか??

大人気です、ハイ。

今まであった非日本人の方々で、お寿司が嫌いな人は一人もいませんでした...

でも、たいていは日本人経営ではないと思って下さい。

そもそも、日本人が店員としてどのお寿司屋さんでも働けるほど、日本人がこの国に住んでいるはずがないですから。

まあ、単純に考えれば、そうですよね!?

すると、必然的に我々と似た人種、特に中国人や韓国人、そしてフィリピン人やマレーシア人、モンゴル人などがお寿司を作ったり売ったりすることになります。

その方が、お店の見栄えとして違和感が少ないと、個人的にも思います(笑)。

そして、握られるお寿司自体も、似て非なるものと進化して行く訳です。

日本人経営、更には日本人シェフと言うか板前さん?を探すとなると、けっこう苦労します。

オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウンは、元々日本人の定住先としても歴史が長いので、それなりの数の純和食・お寿司屋さんがあります。

一方、首都のウェリントンはそれっぽいお店に見えても、実は韓国人経営だったりで、2~3店舗ほどしかありません。

純和風とフュージョン、どちらがお好み?

どちらが好きかは別にして、日本人経営のお店は、食材にこだわりがある分、総じて割高ですね。

そして、お寿司にしてもサイズがとてもお上品。

そうしないと利益が出ないのかもしれませんが、やはり客側からすると、美味しく且つ、お腹いっぱいになりたい訳ですね。

そこでおススメなのが、韓国人経営のお寿司屋さんです。

韓国寿司キンパをご存知の方はお分かりですよね。

はい、まさに日本ののり巻きそのもの、見た目がよく似ています。

酢飯に関しては、韓国寿司にも使われるのかよく知りませんが、もともと酢がきつすぎる酢飯は外国人に人気がないので、韓国人の方が作った寿司レシピがちょうどバランスが良かったりします。

そして、彼らのお店のお寿司はボリュームがあり、具も日本では見かけない揚げ物が使われていたり、良く味付けされたツナマヨや照り焼きチキンだったりで、腹持ちも抜群です。

それで一貫1ドルから2ドルほど、午後になると半額セールなどもあり、お買い得ですよ。

また、かつ丼の様な丼物も売っていますよ。

どおりで同じ系列店の店舗数拡大が止まらない訳です。

韓国人経営マーケット

昨日少しお話しましたが、お寿司屋さんだけでなく、韓国人経営のマーケットは日本人にとって強い味方です。

そして、そこそこの大きさの町ならば、大抵一つはあります。

そこには納豆や雪見だいふく、味噌やインスタントラーメン、日本料理に欠かせない大抵の調味料や乾物が売られています。

ただ日本製の食料品は、アジア各国の食材の中でも割高です。

そんな時は、韓国製品の陳列棚をのぞいてみましょう!

表示こそ、ハングルで訳が分かりませんが、大抵は写真付きだったり、半透明で中身が見えるので、そんなに心配しなくても大丈夫です。

けっこう日本の食材と似たものが売っているんですよ。

そして、値段も3分の2ぐらいなので、お財布にも優しいです。

もし、そこでも探せないものがあったら、中国やタイ製品のコーナーものぞいてみましょうね。

何だかここまで書いてきて、ちょっと韓国の回し者のようですが、中立な目で判断していますので、ご安心下さい。

短期の海外旅行ならば、多少高くても「まあいいか」となりがちですが、ニュージーランドはただでさえGST(消費税のようなもの)が16パーセントと高税率なので、外食は高くつきます。

日々の無理のない節約は、出来るに越したことないですからね。

では、また明日!

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