冬のニュージーランドのおすすめアウター、ポッサムウール

ポッサム 生活情報

Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

ニュージーランドは、日に日に冬へと向かっています。

今日は一日中、肌寒くてブルブルしていました。

もうさすがに、裸足にサンダルは次の夏までお預けです。

でもこの国、季節感のない人も多いんですよ!

私みたいな人はたいてい、外国人。

ニュージーランド人をよく親しみ込めてキウィと呼びますが、彼らキウィは裸足が大好き。

個人的には、パシフィックアイランダー(南太平洋諸国からの移民)の影響が大きいのでは?と思っているのですが...

ニュージーランドは決してトロピカルの国ではないし、冬は気温一桁と、それなりに寒くなるのです。

それでも、冬でも夏でも裸足で外を歩いている人が多いこと!

スーパーマーケットにまで、そのまま入って来ます。

さすがに私にはムリ...

さて、きょうは冬におすすめのニュージーランド特産、ポッサムウールをご紹介します。

ポッサムとは?

皆さん、ポッサムって聞いたことありますか?

きっと、オーストラリアに行かれた方はご存知のはず。

小ぶりの猫ぐらいの大きさの野生生物で、カンガルーやワラビーと同じく有袋類です。

もともとは毛皮産業の発展に伴い、お隣オーストラリアから輸入された生物で、それまでニュージーランドには存在していませんでした。

ところが、ニュージーランドに来た途端、天敵がいないのを良いことに数が増え続け、戦後には害獣指定に。

一方、御本家オーストラリアでは、保護生物指定だそうです。

何で??

不思議ですよね。

ポッサムは野鳥に危害を与えたり、家畜に病原菌を媒介したりと、悪さをするためなのです。

自殺行為でしょ!?

そんなポッサム、オーストラリアの状況は分かりかねますが、ここニュージーランドでは、道路で頻繁に死骸を見かけます。

時速100キロのモーターウェイだと、それが何度も!

車で走っていると、「あっ、ポッサム!」とフサフサした物体が車道に...そしてまた...

トヨタ自動車の現地コマーシャルなんて、ポッサムをキャラクターに使っているんですヨ。

車は彼らの唯一の天敵?なのに。

友達に以前、「何であんなに自殺願望の強い生き物なわけ?」と聞いたら、なるほどの答えが。

どうやら彼らは夜行性で、夜になると道に現れるらしいのです。

きっと道を渡りたいのでしょうが、俊敏性に欠けるのか、ヘッドライトに照らされると固まってしまい、あの世行きに...

なんて、信じるのは半分ぐらいにしておいて下さいね(笑)。

ポッサムの毛皮は最高!

ともかく、ニュージーランドはポッサムの駆除も行われるため、副産物の毛皮が市場向けに製品化されるわけです。

機能性と耐久性を保つために、ウールとの混紡が一般的なようです。

特に、女性向けの鮮やかな色の手袋や大判ショール、ポンチョ、帽子、そしてカーディガンやソックスが素敵です。

決して安くはないのですが、手袋あたりは手頃なお土産にオススメですよ。

私は、ポンチョが欲しいんですよ〜。

肌ざわりがとっても滑らかで、ウールのザラザラ感はありません。

カシミヤとも違う、ナントも軽くて気持ちよい繊維です。

ニュージーランドの特産だけあって、お土産さんにも通年で売られています。

ニュージーランドに渡航予定の方は、お土産リストに入れてみてはいかがでしょうか?

ではまた明日!

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