Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
皆さん、リサイクルショップと聞くと、どんなイメージをお持ちですか?
例えば、
まだ使えるものを捨ててしまわず、リサイクルするんだから環境に良いでしょ!?
とか、
何だかリサイクルショップで買った物を使っているのが、バレると恥ずかしいかも!?
といった意見が上がるかと思います。
当の私もその一人です。
でもご心配なく。
少なくとも、ここニュージーランドでは、リサイクルショップはちゃんと市民権を得ています。
市民に根付くオプショップ
一般的に、こうしたお店はOpportunity Shop、略してOp Shop(オプショップ)と呼ばれています。
子供がお母さんに、「Let’s go to the op shop!」ってな具合に。
チャリティショップと呼ぶ方もいらっしゃいますね。
経営母体は、サルベーション・アーミーをはじめとするキリスト教関係団体や地元ホスピス、SPCA(Royal New Zealand Society for the Prevention of Cruelty to Animals Incorporated )をはじめとする動物愛護団体、赤十字などなど、多彩です。
共通点は、寄付や購入がそれらの団体の活動支援に繋がることです。
なので、後ろめたさなんて必要ありません。
実際、小さな町でも必ず1店や2店あり、例えばホスピスで亡くなられた方の遺品整理に一役買って、家族の同意のもと、その収益を経営に役立てたりなど。
上手く出来ているな〜と思います。
日本だと、チャリティ目的の場合は、バザーと呼ぶ事が多いですよね。
今でこそ、大黒屋やヤフーオークション、メルカリなど、不用品売買の場が増えて来てはいますが、常設のお店で人々が行き来しやすい所というのは、まだ日本では少数派では??
もちろん、場所を借りての青空市であったり、個人宅で週末のガレージセールというのもありますけれどね。
昔ながらの質屋さんなんて、入りづらいですしね。
掘り出し物が見つかることも!?
おそらく、ニュージーランドのオプショップ最大手は、サルベーション・アーミーでしょう。
店舗数もかなり多く、大抵の町にあります。
そして面白いのが、その地域の生活水準を反映した品揃えになっている所です。
なので、富裕層の住む地域のお店には、良く知られたブランドの服や、結構良い状態の品物が出されています。
中には、価値を知らない店員さんが値段を付けるのか、ウェッジウッドなどの陶器が格安で売りに出ていたり...
新古品が見つかることもありますヨ。
学生さんが一人暮らしを始める時や、成長著しいお子さんの必需品探し、年金生活の方には特に大助かりです。
消費時代の昨今、買うのは簡単ですが断捨離は大変ですよね。
ニュージーランドでは、少なくとも物のリサイクリングシステムがよく出来上がっていて、日本にも学ぶべき所があるな〜と感じる今日この頃です。
では、また明日!
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