NZ丨クライストチャーチ地震被害エリアの再開発にようやくゴーサイン!

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Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

日本の残暑はいかがですか?

まだ酷暑という感じですかねぇ☀

ついに日本でも、エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』が公開されましたね〜🎥

熱い外の空気を離れて、映画館でヒンヤリと新作映画鑑賞なんていかがですか?

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さて、ニュージーランドは今週あたりからようやく、少しずつですが春の訪れらしき、陽だまりが現れるように♪

その分、不安定な春の嵐みたいな日もありますけど...

でも、日もちょっとずつ長くなり、夕方6時過ぎまでは明るいですよ。

外出先でも水仙が咲いていたり、木々の花もだいぶ増えて来ました🌸🌹

ようやく冬脱出という今日この頃です。

今年のニュージーランドの冬は、寒かった〜❄

ラニーニャ現象ってヤツですかね?

そんなところに、明るい話題が入ってきましたよ❤

2011年2月22日にクライストチャーチを襲った地震で、レッドゾーンとなってしまった602ヘクタールもの広大な土地の再開発計画が決まりました!

詳しいニュース記事はこちら↓↓

Government gives go-ahead for 'once in a lifetime' revamp of Christchurch's quake-affected redzone
Before the 2011 earthquake, the area was home to more than 5000 households.

 

クライストチャーチの地震後

早いもので、クライストチャーチの地震(カンタベリー大地震)から8年以上が経ちました。

28名の日本人も亡くなられ、震災後の復旧も大幅に遅れて、大勢の市民がクライストチャーチを離れて行きました。

昨年から日本のラグビー界で大活躍のダン・カーターは、クラストチャーチ近郊で生まれ育ったんですよ 😉

現在、ニュージーランドに戻って休暇中のようで、ここ数日はニュージーランドのテレビ番組に登場し、間もなくニュージーランドで封切りされる自伝ドキュメンタリー映画のインタビューに答えています。

そのインタビューで話していましたが、彼のお父さんはクライストチャーチ近くのボランティア消防士だったこともあり、地震発生後は寝る間を惜しんで、救助に協力していたそうですよ。

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見捨てられた広大な土地の再開発

今回の再開発対象となる、エイボン川河川敷周辺の602ヘクタールにのぼる広大な土地は、もともと市中心部にも近く、クライストチャーチ市民にとって憩いの場だった所。

2011年2月に起きた地震後、液状化現象によって、もともとこの地域に建っていた5,000戸以上の家屋が住めなくなりました。

そしてレッドゾーンに指定されて以降は、その広大なエリアは廃墟となり、既に9年近くも取り残された状態。

このたびゴーサインの出た政府主導の再開発計画では、自然環境を重要視し、また市民と地域、そしてエイボン川との結びつきを強固にするものになる予定です。

ただ、何とも30年計画という、とてつもな~く時間をかけたものだそうで、

「完成風景を生きている間に見られるのかな?」

という地元民の方も多いのでは??

まっ、これがニュージーランドのお国柄です。(笑)

 

再開発の詳細は?

こうした大規模な土地計画は、都市にとってはめったにない貴重な機会であり、市民にとっては一生に一度あるかないかという大出来事!

具体的には、対象地域を4つに区分し、それぞれ異なった趣の地区を作り上げる計画です。

名付けて以下の通りです。

 

  1. Green Spine:人と場所の結びつきの場
  2. Loop Reach:アクティビティと遊びの場
  3. Horseshoe Lake Reach:食と文化の場
  4. Eastern Reach:自然体験の場

 

いかがですか?

何だか、ワクワクするような場所に様変わりしそうですよね!?

また、20万本もの木々が新たに植えられ、緑豊かな地域になるそうですよ。

まさに、ガーデンシティ・クライストチャーチの真の復興に向けた、大きな前進ですね 😀

 

亡くなられた日本人のご遺族にとっても、癒やしの場になるはず

皆さんの中にも、覚えていらっしゃる方が多いと思いますが、クライストチャーチの地震では、沢山の日本人も亡くなられました。

クライストチャーチは元々、オークランドに次ぐニュージーランド第二の都市で、日本人にも人気があり、留学生がたくさん暮らしていました。

そのため、留学生が通っていた語学学校の入っていたビルの崩壊で、日本人への被害が集中したわけですね。

当時、私もニュージーランドに住む同じ日本人として、救助の遅さや遺体鑑定の進め方の問題で、とても胸が痛みました。

今後は、短期・中期・長期の再開発計画が推し進められる予定ですので、慰霊にいらっしゃるご遺族の方々にとっても、再開発エリアが新たな癒しの場となることを願ってやみません。

では、また一週間頑張って行きましょう!

 

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