映画『ロケットマン』がサモアで上映禁止に!

ゲイ 話題

Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

先月末に、このブログで映画『ロケットマン』のニュージーランド・プレミエ上映に行ってきた報告をしましたが、お読み頂けましたか?

その後ニュージーランドでは、順調に客足を伸ばして行っています。

そんなところに、サモアで『ロケットマン』の上映禁止!というニュースが入ってきました。

 

えっ?どういうこと??

 

と、ニュースを見入ってしまいました ヮ(゚д゚)ォ!

詳しいニュースはこちら↓↓

Elton John biopic Rocketman banned in Samoa
Samoan censor concedes Elton John's life is, 'a good story, in that it's about an individual trying to move on in life'.

 

ということで、今日はニュージーランドとの関係も深い、隣国サモアについて、少しお話していきますね。

 

何でロケットマンが上映禁止に?

どうやら事の発端は、映画『ロケットマン』に出てくる、同性愛や薬物乱用の描写が、保守的なキリスト教国サモアの戒律に触れてしまったようです。

正直、えっ?そんなに厳しい国だったの??という感じです。

というのも実は私、結構たくさんのサモア人の知り合いがいるんですよ。

たぶん、20人以上!!

そう、ニュージーランドには、そこら中にサモア人が住んでいるからです。

彼らは、とにかくリラックスムード感いっぱいで、いつも大笑いが絶えない明るい人々。

でも、そのうち数人はゲイやバイセクシャルなんですけどね...

本国では、生きづらいせいもあって、ニュージーランドにやって来たんですかね!?

それとも、ニュージーランドに来てから目覚めてしまったのか...

 

かつてはニュージーランドの一部だったサモア

皆さん、サモアが1961年まで、ニュージーランドに統治されていたのはご存知ですか?

私もニュージーランドに来るまでは、サモアといえば、小学校で歌った『サモア島の歌』を覚えていたぐらい(笑)

こんなにニュージーランドと関係が深かったなんて、知りませんでした。

そんな経緯から、サモアの人々にとっては、ニュージーランドは外国であって外国でないような...

ニュージーランドのパスポートも取得しやすいようですしね。

ちなみに、つい数年前までは、在ニュージーランド日本大使館が、サモアの領事業務を兼務していたんですよ。

恐らく、過去の両国間の関係の名残りでしょう。

今では、サモアにも立派な日本大使館が出来ました。

 

ニュージーランドのサモア人コミュニティ

彼らが敬虔なクリスチャンであることは、知り合えばすぐに納得出来ますよ。

なんと、サモア国民の97パーセントが、クリスチャンなんですから〜

ニュージーランドのテレビにも、サモア・チャンネルがあるのですが、日曜日の朝は、6時頃からクリスチャンのお祈り番組が始まります。

そして9時頃からは、みんなサモア独特の民族衣装を着飾って、自分の所属する教会へ家族総出で出発!

女性は必ずといって良いほど、髪にお花を付けています。

彼らはみんなで集まって、歌ったり食べたりが大好きなんですよ〜

だから日曜日の午前中は、教会のために仕事のシフトを断る人も多いです。

 

エルトン・ジョンも黙ってはいない!

調べてみると、今回のサモアでの『ロケットマン』上映禁止令の他にも、問題となっている国が。

すでにロシア国内でも、政府の検閲をめぐって物議を醸し、エルトン・ジョンはこれに断固戦う姿勢のようです。

詳しい記事はこちら↓↓

エルトン・ジョン、映画『ロケットマン』に対するロシアの検閲に抗議
エルトン役のタロン・エジャトンもメッセージを発表

 

ジェンダー・イコーリティが叫ばれ、また同性婚を認める国も増加しつつある昨今、世論と政府への挑戦とも取れる映画『ロケットマン』。

少なくとも、ニュージーランドはその点では懐が深く、全く問題ないようですね。

では、また明日!

 

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