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環境問題が取りだたされる昨今、スーパーマーケットのレジ袋有料化は日本だけではありません。
このブログでもスーパーのレジ袋、まだ無料で貰っていますか?で取り上げましたが、今年からここニュージーランドでも本格的に導入されました。
今やキッチンにいくつもの買い物バッグがぶる下がり、次のショッピングを待ち構えているお宅も多いです(笑)。
そんな日々のリサイクリング生活にもう1つ、近々新たな挑戦が始まります。
詳しいニュースの記事はコチラ↓↓
ニュージーランドのスーパーマーケット業界大手Foodstuffs傘下のスーパーマーケット3社が、6月1日から北島の地域限定で『Bring Your Own Containers』と銘打ち、消費者が家庭から持ち込む容器に量り売りの品物を入れ、販売するサービスを始めようとしています。
衛生面は大丈夫なの?
ここで皆さん、「えっ?大丈夫なの??」
と心配の声を上げる方もいらっしゃるのでは?
私も、このニュースを耳にした時は、とっさに衛生面の心配が頭をよぎりました。
特に日本のような、衛生面に取り分け気を遣う国民には、心配派の方が多いかも知れませんね。
実際、インターネットニュース記事の下方に展開されたコメント欄には、様々な考えが寄せられていて、とても興味深いですよ。
中には、「ちゃんと1回1回接客ごとに手袋を変えろよな!」とか、「汚い車の座席に容器が置いてあったかも?なんてだれが分かるの??」とか、「病気の人が触った容器が渡される可能性もあるぞ!」と、なかなかごもっともなご意見が...
スーパーマーケット側は下記の点を徹底するとしています。
- 容器が汁漏れがしないタイプであること。
- きれいに洗われている容器しか受け付けない。
- 量り売り場の担当店員が容器のチェックをし、汚れている場合は拒否する。
- 持ち込み容器に量り売りされた商品は、バーコード付きの値札シールを貼られ、しっかりと封される。
- 持ち込み容器に入れて売られた商品の責任は負いかねる。
5番目は「ちょっと待って!それは無いんじゃない??」って感じですよね!?
それじゃ最悪、傷んだ物を売られても文句も言えない訳?ってなりませんかね〜
まぁ、どうやって行政機関にゴーサインを出させたのか、始まって見たら色々出てくること間違いなしでしょう。
ニュージーランドの定番容器
冒頭の写真に写っている容器は、ニュージーランドに暮らす人なら誰でも知っていると言うほど定番のSISTEMAブランド。
れっきとしたメイドイン ニュージーランドなのです。
それ故か、ニュージーランド人の誇りなのか、はたまたそれしか売っていない店が多いせいか、一家に1つは転がって(?)います。
職場のランチボックスの定番でもあり、デカデカとした容器をバッグに入れて持ってきて、食後は虚しいほどの空気を詰めた容器が、またバッグへ逆戻り。
取っ手の色は青色が定番ですが、他にも赤やピンクなどもあります。
でもですね、日本で生まれ育った私には、どうも納得いかないシロモノなんですよ!
まず、かさばるのなのって、スペースを取りすぎるのです。
よく5つぐらいのアソートパックが売られているのですが、入れ子にならないという事実(悲)。
似たような高さのうえ、フタの持ち手の出っ張りが邪魔し、重ねてしまえるのはせいぜい2つぐらい...
デンと戸棚に鎮座する容器に、いつも腹が立ちます!
正直、ダイソーの入れ子式プラ容器の方がよっぽど使えます〜
次なる問題が、入り組みすぎているフタ構造です。
とにかく洗いにくい!!
蓋の裏には取り外し可能なゴムパッキンがついているのですが、外すと細い隙間が何層か出来てしまい、ブラシとスポンジがないと隅々まで洗えません。
しかもツヤのあるプラスティックはすぐにキズだらけになるので、気を使います。
おまけに細い隙間に入った水がなかなか乾かない...
残念ですが、おススメ出来ません。
この容器をスーパーに持ち込むお客さん、きっと多いと思うのですが、果たしてみんなきちんと洗えているのでしょうか??
悪名高きキウィ・ウォッシング
皆さんの中にも、外国滞在中に目撃して驚いた方がいらっしゃるかも知れません!
欧米系の人の食器洗いがひどいんですよ〜
これはニュージーランドに限らず、どうやらイギリスを始め、ヨーロッパをルーツとする悪しき習慣のようですが。
私は学生時代のフラットメイトに、あえて名付けてあげた『キウィ・ウォッシング!』
流しに食器洗剤を大量投入した水を張り、そこで食器をブラッシング後は、そのまま洗かごへ!!!
あるいはタオルで拭き取り、食器棚直行のケースもアリです。
これ、絶対に親から受け継がれているハズです!
どう考えても、衛生的ではありませんよね!?
水がもったいないとかは関係ないと思いますよ。
水が貴重なインド出身の学生達でも、キチンとすすいでいましたから。
ドイツ人の友達もすすがないタイプだった...
こうした人々がいる事実を、スーパーマーケットも行政も理解しているのかどうだか??
スーパーマーケットの改革の行方については、またこのブログでお伝えしていく予定です。
では、また明日!
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