Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。
皆様、ちょっとご無沙汰してしまいましたが、コロナとの共存生活の中お元気でお過ごしでしょうか?
総選挙を9月に控えたニュージーランド
ニュージーランドでは今年9月に総選挙が行われますが、コロナ対策失態やら国会議員のスキャンダル続きで、毎週のように辞任・解任騒ぎです!
そして一昨日はまた議員の解任、そして昨日は大臣の解任ですよ・・・😌
NZ国内政治は大荒れしていま〜す🤭
昨日の大臣解任騒ぎは、なんと旧職員との過去の不倫関係♥が原因🙄
この方、大臣職を3つも掛け持ちしてたのですが、よりによってその1つが日本語訳だとこんな感じ?➡労働関係・安全大臣でした🤔
そりゃジャシンダ・アーダーン首相、手を打たなければいけませんよね。
詳しいニュース記事はこちら↓↓
マスコミも失笑記事でスキャンダル報道
The SPINOFFという、ニュージーランド国内ニュース等や生活情報を扱うインターネットサイトでは、昨今の国会議事堂Beehive (建物の形が蜂の巣に似ているための愛称)内で、立て続けに起きている政治家スキャンダルを、新型コロナウイルスの感染者拡大の様子に例え、面白い記事を出ていましたよ😂↓↓
一人の政治家スキャンダルがどんどん増えていく様を、ネズミ算式に図式化しているのが笑えますね🤣
新型コロナウイルス感染爆発のように、連日プレス会見で政治家スキャンダルを発表して、ホットスポットは国会議事堂です!だなんて😂
ロックダウン後、わずか1ヶ月の間に政治家が次々消えて行く!
ここ数週間、ホントにこれでもか!というぐらいの、政治家の不祥事が取り沙汰され、それに関連する役職の辞任も相次いでいます。
総選挙前の潰し合いと言いますか・・・
下記にざっと記憶をたどって、時系列順に6人程あげてみました。
※要点を簡単にまとめていますが、あくまでザックリとですのでご了承下さい。
1人目:サイモン・ブリッジス氏 (元国民党党首(野党)、つまり労働党党首ジャシンダ首相とやり合っていた人)
➡前回の総選挙で党首となって以降、辛辣なジャシンダ首相叩きで結構楽しませてもらいました。
が、コロナ大一波では、国民を団結させ概ね感染を最小限に食い止めた労働党の大成功にあって、国民党支持率低下が止まらず。
迫る総選挙への回復のために辞任。
2人目:デービッド・クラーク氏 (元保健省大臣)
➡ ロックダウン中のたび重なる遠出 + ロックダウン中禁止のはずのマウンテンバイクでオフロード・トレーニングという掟破り。
移動には自身の写真が貼られた車を使うお間抜けさん🤭
ちなみに彼は、トライアスロン競技選手として知られていました。
だからってね〜
そして、市民からの目撃通報で辞表を出したものの、ジャシンダ首相はロックダウン中の保健省大臣の不在を避けるべく、辞表は受け取らず。
オマケに彼は、ロックダウン明けに発覚した、帰国者が検査を受けずに(陰性結果を待たずに)検疫例外免除されていたケースで、検疫体制の失態をとがめられると、自身の謹慎期間中に連日のプレス会見で代わりを務めてくれた、保健省のトップ(アシュリー・ブルームフィールド)に責任を擦り付けるような発言。
世論の大ひんしゅくを買い、再度辞任に追い込まれて受理されました。
ひどいですよね〜、アシュリー氏の泣き出しそうな顔が忘れられません😌
3人目:名前省略(元国民党議員)
➡新型コロナウイルス陽性患者の個人情報を不正入手し、その後マスコミに垂れ流し辞任に追い込まれました。
4人目:トッド・マラー氏(サイモン・ブリッジスの後任 :元国民党党首)
➡僅か在任53日という、何とも呆気ない巻引きだった大物顔に見えた?トッド・マラー氏。
お爺さんが起こしたキウイフルーツ会社は両親の代で大成功。
彼自身は酪農業を修士まで学び、ゼスプリやフォンテラといったNZ大手企業の役員実績があるサラブレッドの政治家です。
でも今年6月に党首就任後、僅か2ヶ月足らずで何かが起こったらしく、最後は「家族や自分の健康に大きな影響を受け、耐えられなくなった」というような、何とも唐突な辞任説明文書を発表して終わり🙄
実は昨年、ジャシンダ首相に殺人予告を含む、大量のブラックメールを送りつけていた犯人の裁判が始まっています。
トッド・マラー氏の辞任に対し、他の政治家があまりにも優しくコメントしていたので、似たようなことが起きていなければ幸いですが・・・
政治家はタフでないと、やってはいけませんね。
5人目:名前省略(元国民党国会議員)
➡過去に、複数の女性同僚にポルノ画像を送りつける?という、政治家らしからぬセクシャル・ハラスメントをしでかし、被害者が続々と名乗りを上げていて、議員辞職に追い込まれました。
6人目:名前省略 (先述の不倫をしていた元保健省大臣)
最後に:NZ政府コロナ関連アップデート
最後に少しだけ、コロナ関連の近況をお話ししておきますね。
私の暮らすニュージーランドは、5月下旬に厳しいロックダウンが解除されました。
その後、警戒レベルが徐々に引き下げられ、6月後半にはほぼ平常の生活に戻っています。
ただ、海外各国の規制緩和に伴い、ニュージーランド国籍者・永住者とその家族や、莫大なビジネス利益を国内にもたらすと判断されて入国出来た外国人の数もうなぎ登り🤔
映画アバターの制作クルーやアメリカズカップのメンバー等も、既にニュージーランド国内に入り活動しています。
現在、入国者全員に義務付けられている2週間の政府主導隔離は、今月いっぱいまで9月頃までは何だかんだ言っても無料ですが、これには多々問題が発生しています😌
タダで4つ星や5つ星高級ホテルに2週間泊まれて、全食事付きでデザートまで付くらしい🤩
1人当たり合計3~4千ドルもかかるらしく、全部血税がつぎ込まれています!!
これを聞いて、失業してしまった人達や生活が逼迫している人からしたら、そりゃ面白い訳ありませんよね?
オマケに脱走者が既に5人も出ていているんですよ。
そのうちの1人は、ホテルのフェンスを破り、オークランド中心部のスーパーマーケットまで買い物に出てしまい、捕まった翌日にコロナウイルス陽性の結果が出て大問題に😱
一度はコロナウイルス排除成功を宣言したニュージーランドですが、僅か9日で帰国者から陽性者が出始め、既に30人近くが隔離中の検査で見つかっています。
ちなみに、アバターの制作クルーの皆さんは、ロサンゼルスからプライベートジェットで入国し、ウェリントンの有名ホテルで自腹の自主隔離を経ています。
最近の国内の街の様子と言えば、もうソーシャル・ディスタンスなんてどこえやら〜😬
ニュージーランドはその隔絶された地の利を生かし、感染・死亡者数を少なく抑えられたせいもあり、マスク文化はほとんど根付くことなく過ぎました。
お店に行っても、入口近くに辛うじて手の消毒ジェルのボトルが置いてあるぐらいです。
政府推進のQRコードアプリも人気が無く、利用者はごく少数派です😌
以上、ニュージーランドからの最新アップデートでした。
なんだか迷走してるニュージーランド、大丈夫かな〜?
ではまた。
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