NZ│クック海峡の渡り方

フェリー ホリデー

Kia Ora! 今日もお越し頂きありがとうございます。

日本の今頃は、🌸さくら前線北上中で、各地はお花見で賑わっている頃でしょうか?

ニュージーランドはここ数日、曇り続きで時折り雨が強く降ったりと、秋の不安定な気候が続いています。

今日も朝方は雲が多く、どんよりしていました。

でも、お昼頃からだんだん日が射してきて、気持ちの良い晴れ日になり、久しぶりに街までお買い物に出かけましたよ!

 

北島と南島に挟まれたクック海峡

皆さん、ニュージーランドは北島と南島から成り立っているのはご存知でしたか?

北島と南島の間はもちろん海、クック海峡と呼ばれています。

ジェームス・クックの名前が付いている訳ですね。

この海峡は、狭い所は23キロ程しかなく、水泳選手が遠泳で渡ったりしているほどです。

天気の良い日には、お互いの島が見えることもあります。

 

クック海峡を行き来するには?

一番早い方法は、もちろん飛行機です。

北島の玄関口、首都ウェリントンの空港は、中心部からエアポート・フライヤーというエクスプレスバスで20分ほど。

そして南島の玄関口の空港は、ネルソンまたはもう少し先のブレナムです。

飛行時間はたったの30分ほど! 離陸したと思ったら着陸ですね。

ネルソンの周りには、ゴールデンベイと呼ばれる美しい海岸やビーチ、そしてマルボロサウンドという、沢山の小島から成る風光明媚な入江があり、キウイ(ニュージーランド人のこと)に人気の場所です。

 

また、ブレナムはニュージーランドワインのブドウの産地で、たくさんのワイナリーが点在しています。

ワイン通にはたまりませんね!?

 

 

もう一つの方法は?

北島の玄関口ウエリントンと南島のピクトンという小さな港町を、大型フェリーが毎日行き来しています。

フェリーを使えば、たくさんの荷物や車も一緒に渡れるので、時間の許す人達にはモッテコイですね。

インターアイランダーとブルーブリッジの2社が、それぞれ違うフェリーターミナルを使って運行しています。

どちらも毎日4便ほど行き来しており、運行時刻や料金も違うので、旅行スケジュールによって使い分けると良いと思います。

インターアイランダーの方が、内部が豪華な分少し高めですが、現行のフェリーターミナルは中心部から車で5分ほど離れた所に位置している為、シャトルバスで移動する必要があります。

近い将来、新しいターミナルが出来るらしいですよ。

一方、ブルーブリッジはウェリントン駅のすぐそばに位置し、ロケーション抜群です。

以前使ったときの感想は、決して悪くないですよ。

所要時間は海峡の状況にもよりますが、3時間ぐらいです。

ブルーブリッジは深夜出発便もあるで、宿代を節約したい人に人気があります。

私がフェリーで旅した時は強風で、デッキに出るドアを開けた途端、ショールがシュルルッと...何が起こったのか?あまりに突然で。

サングラスは手で押さえて無事でしたが、手作りのショールは風で持って行かれてしまいました(涙)。

また作りましたけどね。

でも外は快晴で、次第に海も静かになり、最上部のデッキで気持ち良く過ごしました。

マルボロサウンド辺りはとっても穏やかで、何とイルカの群れがフェリーを追いかけてくるんですよ!!

自然は良いですね〜

フェリーにはたくさんの牛達も乗っているんですよ、ニオイで分かります!

 

海の難所

でも、クック海峡は海の難所としても有名です。

過去には、海難事故で沢山の死亡者を出したワヒネ・ディザスター。

当時はクライストチャーチとウェリントンを繋ぐ船があったのですが、悪天候で難航している際に座礁し、沈没する大事故だったそうです。

天気が悪いと欠航になることも多いのですが、インターアイランダーの方が船が大きい分、ブルーブリッジよりも欠航する率は低いようです。

ニュージーランドを車で縦断するのもオススメです。

ではまた明日!

 

 

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